東北仏教の中心山寺立石寺開山から
約1200年。
東北に仏教の中心を作れと天皇の命令で作られた「立石寺」
比叡山延暦寺と並ぶ天台宗の根本道場である。
天台宗は「法華経」を根本仏典としている。
法華経はお釈迦様の教えの集大成で、
仏の壮大な宇宙、超越するファンタジー性から人々を魅了した。
天童市の雨呼山山麓に位置する立石寺(山寺)には
同じ天台寺院である「若松寺」に続く修験の道があった。
法華経の思想を具現化した世界(雨呼山)を駆ける
その古道が
ついに
いま
令和の時代によみがえる。
その道は全長約8.2km
累積標高 登り1020m
降り 920m
急登と急降の連続や岩場もあって
まさに修験の道と言えます。
戦後の車社会が訪れるまでは実際に利用された道で
若松寺の住職が一日で往復したとの記憶も残る。
標高905.5mの雨乞いの聖地「雨呼山」を中心にして
最上三十三観音の
第1番札所「天台宗 鈴立山 若松寺」
第2番札所「天台宗 宝珠山 千手院」をむすぶこの修験の道は
奥山駆けと呼ばれる。
ルート詳細は下記からご覧ください